新装開店!?The Good Doctorにはまってます

新装開店

超お久しぶりです。というか、はじめまして、の気持ちでブログ再開です。
すっかり放置していたら、過去の記事は消えているし(手でコピペして少し復活させました汗)、浦島太郎状態ですが、少しずつまた更新していこうと思います。今後は、短くても頻度を上げることを目標にしたいです(反省

なぜ急に再開する気になったかというと、人生の棚卸しが必要だなと思っていたところ、お仕事で初対面の方とお話していたときに、以前こういうブログを書いてたんですよねーと話したことがきっかけになりました。お話ししながら、また書きたいなぁと思ってしまい、これもご縁かなと思いまして。

最初は今はまっている医療TVドラマ

いきなり論文ネタを投下する自信もなく、今はまっているドラマの話題から。

The Good Doctor (ABC)
これです。オリジナルは同名の韓国ドラマ。主人公は天才的な小児外科医で、その成長を楽しむドラマ…だとありきたりなんですが、この主人公マーフィは、自閉症でサヴァン症候群という設定なのがユニーク。photographic memory(映像記憶。一度見たものを正確に記憶できる能力)を持っていて、しかもあらゆるものを立体的に捉えられる。体内の解剖構造もすごくリアルに脳内で再現できるという、外科医としてこの上ない能力を持っています。 Dr. Houseのスタッフが集まっていることもあるせいか、診断困難な病態が出てきて、それを解明していく流れもあり、マーフィが周囲の人たちとどうやって関わり、成長していくのか、という伏線もきちんとあるドラマです。(イケメン枠もあります

さぁストレッチ

今回、このThe Good Doctorを見始めたきっかけは、Facebookで尊敬する通訳者(ご専門は医療)の先生が、面白いし、医学的な背景もしっかりしてるとおっしゃったこと。確かにSoap Opera的なGrey’s Anatomyよりも医療シーンが多い、きちんとした医療ドラマかなと思います。(とか言いつつ、GreyもSeason14見てます。あれはあれで面白い)

そこで、このドラマのエピソード2を取り上げて、使われている英語をさらっと見ていこうと思います。今話題沸騰の翻訳ストレッチになるかな?

冒頭シーン

  • autism(自閉症)
    “Autism, a mental condition characterized by difficulty in communicating.”
    いきなり自閉症の定義で始まりますが、これもきちんと台詞になっています。この後、”Does it sound like I’m describing a surgeon?” と続くんですが、これを外科部長が言うのでクスっとなります。だいたい外科医なんて傲慢で、人の意見を取り入れたりしない人として描かれることが多いですもんね。
  • morphineが効いてない
    ERに、indigestion(消化不良)、bloating (腹部膨満感)、constipation (便秘)、nausea (悪心)、abdominal pain (腹痛)を訴える中年女性がやって来ます。ERの医師からemergency consult の依頼を受け、外科チームがベッドサイドに向かいます。そこでの会話で、モルヒネは投与したの?という質問に対し、ERのDrが”Yeah, 10 mg. Hasn’t touched her pain”って答えます。「痛み止めが効いてない」をこんな風に言えるとかっこいいですなー。

手術シーン

  • Surgical timeout
    この中年女性は、CTで巨大な腫瘍が腹部にあることがわかり、開腹手術を受けることになりました。ORでは、同僚のクレアが名乗った後に、”I will be leading the timeout” と言います。 timeoutって何かしら?と思って調べてみたら、「患者、手術法と手術部位の最終確認」ということで、患者の取り違いを防いだり、スタッフ全員で手術前の情報共有をすることのようです。これまで見ていた医療ドラマではこういったシーンがなかったので、勉強になりました。日本語でも「タイムアウト」と呼ぶようです。 ドラマでは、クレアが”Patient’s name?” と尋ねると、別のスタッフが答え、”Scheduled surgery?”と聞くと、”Excision of an indeterminate retroperitoneal tumor”と麻酔医らしき人が答えてました。
  • 腎臓摘出
    さて、timeoutが終わると、執刀医であるDr.メレンデスが登場。手術シーンでおなじみの”10 blade”の声で手術が始まります。ちなみにこのDr.メレンデス、左胸に鹿?か何かの割と大きなtatooがあって、Scrabの襟元からチラっと見えるところがいいです♡(誰得情報
    開腹してみると、MRIで見た時よりもretroperitoneal tumor(後腹膜腫瘍)はかなり大きく、aorta(大動脈)を目視で確認することもできず、一旦手術を中断します。ブラインドで摘出して大動脈を傷つけたらえらいこっちゃ、という判断ですね。
    手術チームからは外されたマーフィがここで「邪魔している腎臓を摘出して、視野を確保したらいい」と言い出して、チームはこの作戦で手術を再開することに。 まずは、腎臓の摘出です。Dr.メレンデスが”I’m going to open the fascia and expose the kidney.”と言って、薄い白い膜を破ります。映像で見ると、けっこう堅くて、寒さで硬直してる風船みたいな感じでした。本物もこんな感じなのかしら・・・。 手術をアシストしているレジデントがrenal hilum(腎門)をクランプして血流を止め、無事に腎臓を摘出。腎臓をどかしてみたら、大きな塊が見えるようになり、腫瘍も無事に摘出できました!

と、こんな感じでドラマが進んでいきます。私の筆ではなんだかおもしろさが全然伝わってないですが、この腎臓+腫瘍摘出術の他にも10歳の女の子のintestinal malrotation(腸回転異常)をマーフィが見つけたり、複数の症例が同時に進行していきます。外科医の話なので、手術シーンは多めですが、病院の経営の話もちらちら出てきたりして、本物の外科医や医師から見たらどうかはわかりませんが、私がこれまで見てきた他の医療ドラマよりも細部まで描かれているように思います。
この春、Wowowで放送されるようなので、ぜひチェックしてみてくださいね!

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