2019年はAudible元年でした

2020年もあっという間に1か月が終わり、そろそろ更新しなきゃ・・・ということでAudibleの話題を。
ちょうど2019年の今頃に1冊目を購入してから、1年間で23冊の書籍をAudibleで購入しました。短いものも長いものもあるので、1カ月平均は出しにくいのですが、挫折したものも含めてだいたい1カ月に1~2冊聞いていることになります。Kindleだとこのスピードは出せない(生活が破綻するw)ので、「ながら聞き」のパワーを感じます。

簡単なコメントと購入した本のリストがこちら。読んだ順に並んでいます。

TitleAuthorひとこと
Born a CrimeTrevor Noah南アフリカ共和国出身のアメリカで活躍するコメディアンの自伝。1冊目がこれで本当によかった。アフリカの言語を生で聞けるし、物まねも上手なので、ぜひAudibleで読んでほしい。
The President Is MissingPresident Bill Clinton, James Pattersonクリントン大統領が書いたミステリーってことで聞き始めたんですが、途中で挫折してしまいました。
EducatedTara Westoverすさまじい生い立ちの女性の回想記。理不尽に次ぐ理不尽に聞いていて辛いんですが、面白くてやめられないというね。長いですがおすすめです。
The Unsettlers: In Search of the Good Life in Today’s AmericaMark Sundeen上原さんのお訳書『壊れた世界で“グッドライフ”を探して』の原著。正直、翻訳の方が面白かったのでAudibleじゃなくてKindleだったら挫折していたかも。
Far from the TreeRobin Benway米国ドラマ”This is US”が好きな人におすすめ!っていうキャッチコピーに惹かれてチョイス。ヤングアダルトってこんなに面白いのか!と気づいてしまいました。普段YAを読まない方も楽しめると思う。
The Buried GiantKazuo Ishiguro訳書の方が面白いと思ってしまい、挫折しちゃいました。
The Subtle Art of Not Giving a F*ckMark Manson評判が良かったので手にとってみましたが、ごめんなさい、内容覚えてない・・・。たぶん私には合わなかったんだと。
StonerJohn Williams 東江一紀氏の名訳で有名ですよね。理不尽すぎるストーリーも、最後は不思議な感動に包まれて読了。速攻で邦訳を読み、東江氏のすばらしさに二度感動しました。Kindle版、Audible版、和書とコンプリートした1冊。
Business for PunksJames Wattクラフトビールの流行を作ったともいえるBrewDog醸造所の誕生秘話ときたら、読むしかあるまいと思い聞き始めたんですが、ご本人の朗読のアクセントが強すぎて、聞き取り不能につき返品。ナレーターも大事なんだということを学んだ1冊。
SapiensYuval Noah Harari『サピエンス全史』の原著。難しくて挫折しちゃうかもと思いきや、面白く最後まで聞けました。まぁ全部を完璧に分かったかどうかは怪しいですけど、ベストセラーのすごみを感じました。邦訳も購入したけど未読。
A Ladder to the SkyJohn Boyne洋書ファンクラブさんの書評を拝読して購入。ごめんなさい。私は序盤でつまらなくなってしまい、挫折。たぶん私の英語力の問題だと思うので、いつかまたチャレンジしたい。
1Q84Haruki Murakami英語で村上春樹を読んでみたいと思っていたのでちょうどいいかなと思いチャレンジ。思っていたよりもずっと面白く、村上作品の中でもかなり好きなものになりました。日本語でもそのうち読もう。
Colorless Tsukuru Tazaki and his Years of PilgrimageHaruki Murakami連続で村上春樹作品。面白くないわけではないけど、1Q84の方がよかったかな。日本語は未読です。
Where the Crawdads SingDelia Owens不幸な少女の話なんですが、挫折してしまいました。ながら聞きに向かなかったような気がして、Kindleで再読中。
Deep MedicineEric Topol医療の中のAIについて書かれた本なのですが、2019年の発売にも関わらず、ちょっともう古いかなという印象でした。これまでのまとめ的に読めばいいのかもしれません。
Shortest Way HomePete Buttigieg米国大統領候補の回想録。どんな生い立ちなのか興味があって聞き始めました。とにかく真面目。何をやっても真面目に誠実に取り組む人なんですね。読み物としても面白かった。パートナーのなれそめとかかわいらしいです。
The English PatientMichael Ondaatje未読(映画が好きだから買ったんだと思う)
LessAndrew Sean Greer面白そうだと思って購入したんですが、これまた私の英語力の問題なのか、主人公になじめないまま読了。邦訳でもう一度チャレンジしたい。
Naturally TanTan Franceクイア・アイのファッション担当タンの回想録。イギリスでブラウンでいることの苦悩やパートナーとの出会いなど、飾らない言葉で綴っています。ナレーションがうまくないのが残念。プロに任せたら面白くなくなっちゃうのかな。邦訳は積読中ですー(すみません)
Me Before YouJojo Moyesキュートなイギリス英語が聞きたくて、ちょっと昔のベストセラーのこちらを購入。ラブコメっぽいかわいい会話が続きますが、ストーリーはシリアスな展開です。
The One Plus OneJojo MoyesMe Before Youと同じ作者の作品。こちらはそれほど面白くなかったです。残念。
SensemakingChristian MadsbjergTwitterで話題になっていたので購入。正直当たり前のことしか書いてなくて期待外れでしたわ。

こうやって並べると、挫折もけっこうありますねぇ。その時の気分に合わないせいもあるだろうし、英語力的に及ばない可能性も。個人的にはあんまり複雑な話は「ながら聞き」には向かないように思います。このリストも、簡単な英語で面白い話が続くヤングアダルトとか回想録が多くなってますね。注)ここまで来てリストから漏れているのがいくつかあることに気づきました。Michelle ObamaのBecomingも本人の朗読が良かったです。英語もわかりやすくて初めての1冊におすすめかも。他にYAものをいくつか聞いたような・・

さて、今年は何冊聴けるかなぁ。今年の目標に沿って、ビジネス英語が鍛えられる本も少し増やしていきたいですね~おすすめがあれば、教えてください!